カーテンの選び方って、意外におざなりにされていることが多いかも?でも窓を覆うほどの大きな面積を、簡単におしゃれにカラフルにしてみたりしっとり落ち着いた印象にしたりできるのはカーテンだけ。特に殺風景になりがちな賃貸物件では、壁の色でアレンジができない分だけ遊びを加えると、手軽におしゃれな空間が出来上がります。今回はいろんなおしゃれカーテンによるアレンジをご紹介します。
おしゃれなヨーロピアン風のインテリアのお宅では、やっぱり洋風のカーテンを取り入れたいもの。こちらのお宅では、淡いブルーに白い花柄の入ったものがつけられています。オフホワイトの壁やインテリアを邪魔しすぎず、彩を添えていますね。さらにおしゃれなポイントになっているのはカーテンレール。真鍮の棒にリングを通して吊るしています。アンティークっぽい雰囲気が増して、インテリアともより調和しますね。
こちらはキッチンリビングダイニングの広々としたワンルーム。白い壁に明るめのナチュラルウッド、そして濃いブラウンがベースカラーとして取り入れられています。ベランダ側の壁面のほとんどを占める窓には、基調色の濃いブラウンのカーテンが。日中は窓の両脇にまとめられているため、明るい印象の空間ですが、夜閉め切るとしっとり大人の雰囲気に。意外なほどに、空間の雰囲気を左右します。
柄のあるものと無地のものを色合わせして使うと、それだけでぐっとお部屋のおしゃれ度がアップします。また同様に、薄いレースカーテンを色付きにすると、お部屋の印象もよりスタイリッシュにグレードアップします。こちらはイタリアの建築家が手がけた寝室。白や木調といったナチュラルカラーを基調としており、アクセントカラーとしてグリーンが取り入れられています。カーテンも、グリーンに大きな花柄の厚手のものと淡いグリーンのレースのものとの組み合わせ。朝、森の中で目覚めるような感覚になれそうな寝室になっています。
すっきりとしたお部屋を目指すなら、ロールスクリーンがいいかもしれません。シェードタイプとは異なり、すっきりと巻き上げるため、全部閉めていても半分閉めていても、窓と同じく平面的でシンプルに見えます。ロールスクリーンは、窓以外にお部屋の間仕切りやクローゼットの目隠しなどにも適しています。フラットに窓を覆うので、柄付きの物を使うとパネルのように壁を飾るアクセサリー的に楽しめそうです。