様々な物置のあり方のまとめ

mami.k mami.k
Shoffice , Platform 5 Architects Platform 5 Architects Modern garage/shed
Loading admin actions …

家の形状や住む人の施行などが多様化してきた今、物置も単なる物の収納場所としてだけではない意味を持つようになってきました。家ごと、暮らす人ごとにそれぞれ違ったアプローチのある物置を10ご紹介いたします。

車の「部屋」としての物置

KENJI YANAGAWA ARCHITECT AND ASSOCIATESの設計によるこちらの家に求められたのは、「ポルシェと一緒に暮らす」というテーマです。愛車であるポルシェを家のどこからでも眺められ、感じられるような家にしたいという、施主様のご希望により、物置と言うよりも、「ポルシェの部屋」が家の中に造られました。上部は吹き抜けになっており、リビングの床はガラス張りの大きな窓があるためそこからもポルシェを上から眺めることが出来ます。家族の一員のような車を中心に据えるための、部屋としての物置です。

趣味の部屋としての物置

こちらのガレージにはレコード屋ギター、車、と趣味に使われるものがたくさん詰まっています。ただ物を置くだけでなく、ラックに展示のように整理できるようになっているため、入って目にするだけで楽しい気持ちになれそうですね。

好きなものを仕舞い、手入れするための物置

こちらはバイク乗りの施主様のために家の中に造られた物置です。大型バイクやウェア、メンテナンス道具などを仕舞い込め、ここでメンテナンスも行われます。また綺麗に並べて見せることで大好きなものを日常の中で見ることができます。床のチェックがサーキットにいるような気持ちにさせますね。

大容量の物置

こちらは純粋にものを仕舞うための物置です。部屋の両脇に45センチの奥行きがある可動棚があります。これは棚の高さを調節でき、置くものの大きさに合わせて使うことが出来ます。大容量なので、なんでも詰め込めて家の中がスッキリしそうですね。

愛車を見せる物置

趣味室に隣接しているこのガレージには愛車が駐車してあります。おおきな窓から車をいつでも眺めることが出来ます。大好きなものを生活の端々で見ながら暮らせたら素敵ですね。実用的であるとともに、見せるためのガレージと言えるでしょう。

通路としての物置

こちらは長屋などで昔はよく見られた通り土間です。この住宅ではサービスルームとして使われています。ただ人が行き交うだけの場所ではなく、食料品の貯蔵庫、シューズクローク、上着掛けや自転車置き場など、様々なものの収納スペースとしても活用されます。本来作業場や炊事場などとして多様な役割を果たしていた土間というスペースらしいフレキシブルな使い方ですね。

遊び場としての物置

物置と言うのは大概ある程度のスペースがあるものです。子供たちが遊んだり大人たちが趣味に高じたりする場所にはうってつけですね。こちらのガレージには広々とした空間の中にサンドバックがあります。トレーニングをしたり気晴らしをしたり、楽しく過ごせる場所になりそうです。

外観を作る物置

こちらのガレージは透光不透視のオニックスで壁が作られています。光は通しますが視線は遮るので、中のものや人の動きは外に見えません。プライバシーを守りながら明るく作業の出来る空間です。また中の明かりも外に漏れるので、家の外壁を為すこのガレージはアプローチの美しいアクセントになっています。

仕事場としての物置

こちらはイギリスに建つ住宅の庭に建つ物置です。緑の芝生の上に木材の板が渦を巻いたような形状がユニークで印象的です。こちらはモダンな書斎になっています。離れのような感覚でちょっとした非日常感を味わいながらじっくりと仕事が出来そうですね。

収納庫としての物置

さいごに、こちらはもっとも物置らしい物置です。小さな小屋のような外観が可愛らしいですね。棚が付いており、こまごまとしたものから大きなものまで仕舞い込むことが出来ます。また、開口部が二つあるので、物の出し入れもし易そうですね。

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine