今週最も読まれた5本のアイデアブックを紹介します。どんな記事が多く読まれているかを知ると、多くの人が求めているデザインや建築がわかるかもしれません。是非今週のベスト5アイデアブックをチェックしてみて下さい!
庭と言えば、家の前に設けられたものを思い浮かべる人が多いでしょう。ですが最近では家の内側に庭を設けた中庭のある家が多く建てられるようになりました。今回紹介したいのはそんな中庭のある家です。それを手がけたのは松岡健治一級建築士事務所。建てられた家「TOHKOU HOUSE」では中庭を活かして、開放的な空間を生み出しています。
家族のスタイルを考えた時、大家族、核家族どちらもそれぞれのメリット、デメリットがあります。しかし、そのスタイルの間に「大核家族」というスタイルが生まれたらどんな家族との関わりが生まれるんでしょう。例えば互いの極端なメリットデメリットが中和された環境が生まれるのではないでしょうか。そこで今回ご紹介したい住宅はご夫婦、息子家族(+子3人)、娘家族(+子1人)の3世帯の総勢10人が暮らす大家族が住まう住宅です。大家族のための各々にとって過ごしやすい環境の提案をしたのはSUN TAN ARCHITECTS STUDIOです。本住宅が目指したものは、”大家族と核家族の時間と空間を自由に行き来できる住まい”でした。核家族一世帯ごとに用意された住宅はどのように大家族として関わりや繋がりを持つ住宅となったのでしょうか。
家に住んでいる人の多くは、家族と一緒に住んでいる人でしょう。ですが、両親は仕事で帰りが遅くなる、子供は塾に行かなくてはいけない、という家庭は少なくないかもしれません。そして問題になるのは家族が顔を合わせないこと。そのため家族の繋がりが感じられる家が求められるようになりました。そこで紹介したいのは七川淳建築設計事務所が手がけた家。建てられた家では家族の繋がりが感じられるようになっています。
住まいにとって重要なものは何でしょうか。それには色々なものが必要となるでしょう。家族と一緒に過ごせる場所、そしてプライバシーを守れる場所。ですが何より重要なのは気持ち良く生活を送ることができる場所でしょう。そこで紹介したいのは株式会社建築工房零が手がける家。建てられた家「台所の家」では、広々とした場所で心地良い生活が送れるようになっています。
近年、敷地の形状や家族の形態、空間の活用からスキップハウスを採用する住宅が増えつつあります。例えば丘陵地で自然に囲まれ、恵まれたロケーションの敷地に住まうならば、眺望の良い住宅を建てるほかありません。今回の住宅ではスキップフロアを最大限に活用された、田辺湾を取り込む大開口を持つ住宅です。一級建築士事務所シンクスタジオが提案したのはスキップフロアで繋ぐ家族の一体感と、気配を感じられる、田辺湾を贅沢に眺望できる住まいでした。