ウッドカーペットで模様替え!気を付けたいことは?

Aya F. Aya F.
Castello Engineered Wood, Quick-Step Quick-Step Classic style walls & floors
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ウッドカーペットってご存知ですか?木やコルク、化粧板などの素材をフローリング状につなぎ合わせた敷物で、床のリノベーション、模様替えが手軽にできるものです。低価格なものであれば、一部屋分で一万円前後から購入できるため、かなりリーズナブルにリフォームが可能になります。では、ウッドカーペットを取り入れるときに気を付けたいことはどんなことでしょうか。今日はこのお手軽なインテリア素材について考えていきましょう。

ウッドカーペットってどう?コストは?

ウッドカーペットには、いろんな素材があります。一番安価な物では、プリント化粧板と呼ばれる素材でできたもので、木目を模した加工がされているため、見た目には本物の木のようですが、天然木よりも軽いのが特徴です。天然素材のものであっても、床にフローリングを施すよりもお手軽価格であるため、コストを気にされる方にはうれしいですね。賃貸物件で床の色が気に入らないなどの場合にも、カーペットを敷く感覚で取り入れられるのが大きな利点でしょう。

和室もあっという間にフローリングに

こちらは広島の建築家・TOM建築設計事務所が手がけた古民家再生物件です。これほどまでに立派で美しい和室であれば、敢えてフローリングにしようとは思わないでしょうけれども、例えば介護のためにベッドを入れたいという場合には、ウッドカーペットを敷くことで畳を傷めたりすることなく家具が置けますよね。たいていのウッドカーペットには裏にクッション素材のような加工が施されているため、畳の上に直接敷いても、傷がつくということはありません。

壁構造などには気を付けて注文しよう

ウッドカーペットを注文するとき、購入、導入するときに気を付けたいことは、部屋の壁構造。もともとフローリングの部屋であれば、柱や壁の凹凸が床構造にまで響いていることもありますよね。そうした場合、例えば六畳間用のウッドカーペットを敷こうとすると、壁構造の凹凸部に、同様のくぼみがないとピッタリとはまりません。壁のどの部分がどれだけ飛び出しているかを確認したうえで、注文時にカットしてもらうようにすると、スムーズに施工できます。

傷つき防止のためにはラグなどを

畳の上にウッドカーペットを敷く場合、床はどうしても通常のフローリングよりもクッションが効いているような感触になります。床に弾力があるため、重い家具などを狭い面積で支えるような場合には、その部分が傷みやすくなることも考えられます。例えば繊細な椅子の脚は、床に跡がつきやすいかもしれませんね。そのような傷付きを防止したいと思われるのであれば、薄手のラグや椅子の下に敷く専用のプラスティックの保護シートを取り入れると長くきれいな状態が保てるでしょう。

端は家具で隠す?!

通常のフローリングは、床面積に対してびっしりと敷き詰めるため、余分な空きスペースは生じませんが、ウッドカーペットの場合、敷くときの都合上、床面積よりも縦横1センチずつ小さめの物を選ぶことになります。そのため、部屋の壁や枠に沿って少しずつ隙間が空いてしまいます。もちろん片方に詰めて、隙間がある部分には家具を置いて隠してしまうという手を使ってみても、見た目がすっきりとしてよいかもしれませんね。

床が変わると空間の印象も変わる!

古い賃貸物件では、和室もまだ健在、というものもあると思います。例えば一人暮らしの部屋で和室一間だと、安価かもしれませんが、ちょっと古臭い雰囲気に感じたりすることもありますよね。そうした場合にも、ウッドカーペットを取り入れると、それだけでぐっとモダンな印象に変えることができます。また、床の色が気に入らないという場合にも、お気に入りのカラーのものを導入すると、それだけでガラっとイメージチェンジすることが可能に。ちょっとしたことですが、それだけで新鮮な気持ちで暮らせるのであれば、チャレンジしてみるのもよさそうですよね。

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