きっとあなたもインテリアに取り入れたくなる!現代的な障子使いbest5

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027甲府 I さんの家, atelier137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICE atelier137 ARCHITECTURAL DESIGN OFFICE Asian style media room Wood Wood effect
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障子が似合うのは純和風の家屋だけ… 。そんな考えを持っている方も少なくないことでしょう。でもそんなことはありません!和風建築をモダンにアレンジした和モダン住宅が昨今人気であるように、障子のデザインや使い方もそれに合わせて進化しています。今回は現代的な障子使いが印象的なインテリアbest5をお届けします。きっとあなたも自宅のインテリアに障子を取り入れたくなるはずです!さっそく見ていきましょう。

雪見障子の寝室

まずは大阪府の建築家、一級建築士事務所株式会社KADeLが手掛けた住宅から。下半分がガラスになっている雪見障子は開き過ぎず閉じ過ぎない適度なバランスがリラックスして過ごしたい寝室にぴったり。閉じているといっても障子からはうっすらと自然光が差すため、壁やカーテンとは異なり視線をカットしても室内が暗くなり過ぎません。障子の組子サイズが大きいのもモダンな雰囲気を作るポイント。フローリングやモダンな椅子ともよく調和して洗練の和モダンスタイルとなっています。

透かしのある障子

線の細い繊細な組子が使われた障子はそれだけで和特有の儚い美を感じさせ、魅力的な空間を形成します。さらに、こちらの障子は端二列には障子紙を貼らずに透かしとしており、外の風景が少しだけ覗きます。障子紙を通して差し込む柔らかな光とほんの少しだけ見える庭の風景が想像力をかき立てます。

相性抜群の障子xミニマルスタイル

こちらは六本木の交差点近くに建てられた、お寺の住職が住まう住宅(庫裡)です。ここは何の部屋かというと洗濯室。障子と土間、ナチュラルな明るい色味の木材とライトグレーの壁というミニマルスタイルが、プライベートな洗濯室にしておくには勿体ないような魅力的な空間です。そもそも和風とミニマルスタイルは相性抜群。色使いも参考にしてみてください!しかも都市部の住宅密集地でも障子なら視線をカットしつつ採光が可能なので、隣家や商業ビルに接した部屋でも開口部が取れるという機能性も利点です。

組子デザインと陰影にこだわった障子

障子と言えばシンプルな格子状のデザインをまず思い浮かべることでしょう。しかし組子のデザインは多種多様なんです。例えばこちらの障子は水平にいくつか短いラインが入ったもの。格子が並んだ一般的な障子とはずいぶん印象が違いますね。さらに庭木の影が映り込むとまるで美しい透かし模様のようです。これも障子の魅力のひとつ。時間帯によって異なる光や陰影が室内に生まれ、生活を華やかに、しとやかに彩ってくれます。

洗練のモノトーンxミニマルスタイルの障子

先ほどもミニマルスタイルのインテリアに取り入れた障子を紹介しましたが、最後にもうひとつ。正方形に支配されたこちらの和室、畳のい草以外はモノトーンで統一されており、研ぎすまされた美を感じさせます。障子に必須の組子のサイズやそもそも概念すら超えて生まれたモダンなデザイン、思わずうっとり眺めてしまいますね。

こんなにモダンで魅力的な障子インテリアがあるって、皆さんご存知でしたか?

以上、現代的な障子使いが印象的なインテリアbest5でした!

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