ダイニングテーブルのそれぞれの形の特徴まとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
D`s HOUSE, dwarf dwarf Scandinavian style dining room
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ダイニングテーブルの形やサイズは、その使いやすさや座れる人数に影響することはもちろんのこと、ダイニングスペースの雰囲気やテーブル廻りの使い方といった周辺のインテリアも左右します。そうしたことから、どのような形や大きさの食卓にするかはダイニングのインテリアづくりにおいて非常に重要なポイントとなります。そこで今回は、正方形や長方形、楕円形といったダイニングテーブルのそれぞれの形の特徴をまとめて紹介していきたいと思います。

長方形

D`s HOUSE, dwarf dwarf Scandinavian style dining room

ダイニングテーブルの形として一番に最初に思い浮かべるのは長方形でしょう。この形の特徴は、テーブルを壁に付けて配置しやすく、ダイニングスペースのレイアウトに幅ができること、長辺が長いものを選ぶことで6人や8人で掛けることも可能となります。しかし、長くなればなるほどテーブルの存在感が増し、圧迫感が出てきてしまうので、ダイニングスペースの大きさに適したテーブルサイズを選んでいきましょう。また、長方形のテーブルはベンチ型の椅子との相性も良く、ベンチに複数人が腰掛けることも可能になります。

正方形

4つの辺の長さが同じになる正方形のダイニングテーブルの場合も先程の長方形と同様に、壁付けで配置できることでレイアウトをしやすい形となります。辺の長い正方形になると、テーブルの中央部分が手の届きにくいテッドスペースとなりがちですので、一人や二人といったコンパクトなサイズとして適しています。そうしたことから、普段は正方形のテーブルでコンパクトなかたちで、ゲストが来た際は折り畳まれている天板を開いて拡張できるような機能のあるダイニングテーブルを選んでみるといいでしょう。

円形

House in Nishimatsugaoka, arbol arbol Minimalist dining room Solid Wood Multicolored

家族みんなが顔を合わせながら食事ができる円形のダイニングテーブルの一番の特徴は、四角形のものとは違い、ダイニングチェアをフレキシブルに増やせることから、座る人数に対して柔軟に対応できることでしょう。そのため、ゲストが来た際にも便利ですし、角がないことから子どものいる方にとっても安心の形となります。ただし、円形を取り入れる際は、長方形のテーブルの場合よりも広いスペースが必要になりますし、壁付け配置ができないので、余裕のあるダイニングスペースを確保しておきましょう。

楕円形

楕円形のダイニングテーブルもあることをご存知でしょうか?この形の特徴は、円形と同様にみんなが顔を合わせられる家族団欒のダイニングテーブルであること、円形の場合よりもより柔軟に座る人数に対応できることが挙げられます。また、長方形とほぼ同じ配置スペースが必要となりますが、角がないことで圧迫感のない柔らかい雰囲気を演出してくれます。家族団欒の住まいについては、「家族団欒の温かい暮らし!家族の繋がりが感じられる住まいにする6つのアイデア」も是非参考にしてみて下さい。

角丸型

角丸型とは、四角いテーブルの四隅が丸くなっている形になります。その丸の大きさも角を少し丸くした程度のものもあれば、四角形の一辺をそのまま半円になっているような形もあります。角がないことで、子どものいる家庭にとって安心のダイニングテーブルとなりますし、角が少し丸くなっているタイプであれば、壁に付けて配置することも可能となり、レイアウトの幅も広がります。また、角のない柔らかい印象のダイニング空間を演出してくれることも魅力となります。

まとめ

最近の住まいは、リビングとダイニング、そしてキッチンが間仕切り壁のない1つの広い空間にあるLDKになっていることが多く、その分ダイニングテーブルの形はリビングやキッチンからも見え、住まいの生活空間のインテリアにデザイン面でも機能面でも大きく左右するアイテムとなっています。そうしたことから、それぞれの形の特徴をきちんと把握するとともに、実際にテーブルに座ってどのように感じるかも大切にしながら選んでみて下さい!

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