アートの飾り方

A.Imamura A.Imamura
Badewanne Objekte, Design by Torsten Müller Design by Torsten Müller Minimalist style bathroom
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どこか敷居が高い気がする「アート」。最近流行のホテルでおこなわれるアートフェアを見てみると、意外にアートはもっと身近で、気軽、そしてカジュアルな感覚で暮らしの中に取り入れられることに気が付きます。実際に部屋で飾るイメージを頭の中で描きやすくできるよう、今回は、家でのアートの飾り方のアイデアをご紹介します。

スカルプチャーを廊下やリビングに

アートの飾り方で床置きは難しいと言う人もいますが、それほど深く考えなくても良いです。ちょっとごちゃっとしていてあまり見せたくない場所があれば、それを隠す感じでスカルプチャーを置いても良いでしょう。また低い位置に置くことで、大きめのスカルプチャーは圧迫感が薄れます。並べ方は、基本的には好きな感じで、まずは置いてみましょう。でも、ポイントを言うならば、「額もしくはケースに入れること」、「サイズを合わせること」、そして「色を合わせる」、この三つをポイントに展示すれば、アート作品はより一層スマートに見えます。

インスタレーションをリビングルームに

アートの飾り方の中でも、インスタレーションを家に置くのは難しいと思いがち。でも、インスタレーションと部屋の色を合わせれば、違和感なく部屋に美しいアクセントをもたらしてくれます。写真の様に、白で統一された部屋に、少し大きめの白いインスタレーションを設置することで圧迫感なく部屋に独自の雰囲気をもたらしてくれます。また柔らかい素材で作られた作品を選ぶことによって、テレビや家電製品などの冷たい印象が中和されています。

玄関で出迎える一点もののアート

アートの飾り方では、季節感を大事にしたり、暗い場所には、明るめの色のアートを置くのがおススメです。こちらは、Mアーキテクツが手がけるステンドグラスアートを置いたエントランス。ステンドグラス作品が光を反射させ、美しい色の影をエントランスに彩ります。玄関に展示するアートの飾り方のコツは、美しくアート作品を見せるために、展示する作品はある程度の数に限定しましょう。

グラフィティをダイニングに

落ち着いた雰囲気の家具で統一したリビングルームに、あえてアクセントでグラフィティを飾ってみてはどうでしょうか。意外なギャップがおしゃれに空間を演出してくれるかもしれません。こちらはCREATIVESPACEがおススメするグラフィィティ風の壁紙を一面に使用したカフェスペース。壁紙を利用するのも良いですが、グラフィティを直に描いてもらうのも素敵ですね。

バスルームに写真を

美しいバスルームには、美しい写真を置いてみましょう。湿気や湯気が気になる場合は、額に収めて直接湯気などが影響しない場所に置くのが良いでしょう。バスタブや浴室の色にあわせて写真を選ぶのがコツです。色を合わせることによって、統一感が生まれ、落ち着いたバスルームを演出できます。

メディアアートを展示

気に入ったメディアアートをさりげなく展示してみましょう。こちらは、オランダのデザイナーFUNCTIONALSが手がけるメディアラック。このラックは、従来のマガジンラックにカスタマイズすることができ、お茶を飲みながらタブレットで映画を観たり、またメディアアートを展示するのに使用したりと活躍する、美しい近代的なタブレットラックです。メディアラックには充電システムがあるので、配線を気にすることなくメディアアートを展示でき機能的で美しく演出できます。

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