今回ご紹介するのは、長野県で活躍する空間工房株式会社が手がけた漆黒のガルバリウム鋼板の外観が目を引く住宅です。無機質な外観とは異なり、室内は温かみのあるブラックウォールナット床材でホテルライクな空間が広がります。外から見えないプライバシーが確保された内庭や、趣味のカヤックを置ける遊び心ある土間玄関など、自身のライフスタイルを大切にしながら充実した毎日を過ごすことができそうな素敵な住まいです。それでは詳細を見てみましょう。
こちらは西側道路より見た建物の外観です。黒のガルバリウム鋼板のみでミニマルに仕上げられたシャープで美しいフォルムが目を引きます。正面の外壁により完全にプライバシーが確保されており、外部からの視線は全く気になりません 。
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※ミニマルなインテリアの写真ページ
建物内部の中庭アプローチです。玄関周りのみに施されたウェスタンレッドシダー材の木目張りが、無機質の中に有機的で温かな雰囲気を演出しています。こちらに植えられたシンボルツリーはキッチンから眺めることができるため、家の中から四季を感じることができますね。
【中庭については、こちらの記事でも紹介しています】
リビングの南西方向には外壁に囲われたウッドデッキの内庭があります。大きな開口と吹き抜けからは燦々と光が降り注ぎ、広い土間玄関もあるため内外が曖昧で開放的な雰囲気が漂っています。その土間玄関にはご主人の趣味であるシーカヤックが置かれ、ギャラリーのようなインテリアを楽しむことができる遊び心のある空間が実現しています。また、吹き抜けには薪ストーブが置かれ、信州の寒い冬を乗り切るための暖房対策も考えられています。
リビングから見たダイニングキッチンです。床にはブラックウォールナットが使用され、全体的に落ち着いたトーンで高級感のある空間が広がります。アイランドキッチンとダイニングテーブルの後ろには冷蔵庫まで格納できる3枚扉の大容量の収納が設置されました。余計なものが外に出ず、いつもすっきりとした空間を保つことができます。
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※キッチンの写真ページ
キッチンからは玄関アプローチの内庭が見えるため、シンボルツリーも視界に入ります。朝から爽やかな気持ちで料理に取りかかることができそうですね。リビング階段もウッド素材で設置されているため、この温かみのある空間に心地良く馴染んでいます。奥のデスクスペースでは家族の存在を近くに感じながら仕事をしたり、家事の合間に用事をさっと済ませることができそうです。
◆空間工房株式会社が手がけた住まいはこちらでも紹介しています◆