外階段のあるオシャレな住まい15選

A.Imamura A.Imamura
諫早ハルの家, 虎設計工房 虎設計工房 Eclectic style houses Solid Wood Multicolored
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外階段のある家は、敷地の高低差を上手く利用して眺望を活かしたり、プライバシーを守ったり、通風面でもメリットがあります。また外階段は、外観デザインとして家の見た目に影響を与えるので、利便性と同様に外観のおしゃれやも重要なポイントになります。今回は、そんな外階段のある住まい15選をご紹介していきます。

外階段とは

外階段と言っても、そのつくられ方は様々です。大きく分けて、玄関アプローチの外階段、二世帯住宅の屋外階段、中庭や屋上に続く屋外階段があります。よく見られる玄関アプローチに設けられる外階段は、土地の傾斜の問題を解消するためであったり、公道と私道との境界をはっきりさせるためといった理由があります。


「住まいの写真」ページでは様々な種類の階段を紹介しています。◀

※ 階段の写真ページ

中庭に続く外階段

住まいの中心に中庭や屋上がある家では、外階段を設置することがあります。屋外に設置することで居住空間を広く使えるメリットがある他、中庭を通って二階や屋上に繋がる動線は、暮らしの中で屋外特有の開放感と自然を感じやすくなります。


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玄関独立型二世帯住宅に

玄関独立型の二世帯住宅では、外階段を設けることにより世帯玄関を分ける方法がよくとられます。屋外階段を設けることで出入りの音などが聞こえにくくなり、お互いのライフスタイルの違いを尊重できるメリットがあります。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 折り返し階段で安全な階段に!その知っておきたい基本知識

草屋根に繋がる屋外階段

広々とした庭のドッグランから階段を上がると草屋根に繋がります。ドッグランと同じ芝が植えられた草屋根からは雲仙普賢岳を望む素晴らしい景色を堪能することができます。屋上緑化は蓄熱性・断熱性に優れているので、夏・冬の厳しい外的環境から家族を守ってくれます。

クレジット: 写真/余有奈

外部環境の影響を抑えて静かに暮らすために

緑は多いものの、抜け道に利用される交通量も激しい場所に立地するこちらの住まい。そうした条件を考えて、玄関のアプローチ階段を上ると道路から離れた上階居住スペースに繋がる間取りとなっています。車の振動や騒音からLDKが離れているのでストレスなく静かに暮らすことができます。

クレジット: Photo by M.Ohta(STEP-image)

別けるのではなく繋げるため

こちらは、一階に両親世帯、二階に息子世帯が暮らす分離型二世帯住宅です。この建物の一番の重要な場所は、一階と二階を繋ぐ屋外階段スペースです。奥にはシンボルツリーを植えたコートヤードが設けられ、生活の中で緩やかな繫がりが生まれます。完全分離型とはいえ、やはり家族の繋がりを感じられると安心感があります。

遊び心のある動線に

モノトーンの外観がどっしりとした印象を与えるこちらの住まい。玄関口とは別に、遊び心をプラスして外階段でデッキからリビングに入れるプランされています。休日はデッキに出て椅子に座りながら読書ができる気持ちのいい空間になりました。

涼風を取り入れやすい高床式と階段

果樹園の中に建てられたこの建物は 果樹園独特の湿気の多い環境に立地しているので、湿気を排除し緑で冷やされた涼風を取り入れやすいように高床式が採用されています。家族用と客用玄関は分けられており、来客は印象的な正面の広い屋外階段からアプローチします。一階の広いピロティは共有スペースや子供の遊び場として機能します。

クレジット: 撮影:松本保

シンプルな外観に玄関階段でアクセント

こちらは全長24.5m奥行き6mのスキップフロアーの平屋住宅。窓の見えないシンプルな外観に照明と玄関アプローチ階段がアクセントを加えています。玄関フロアは1.5フロアから始まり、玄関横に設けられた坪庭の植栽の緑をすぐ近くで楽しむことができます。

外部階段が中庭とテラスLDKを繋ぐ

こちらは外部階段が中庭・ダイニングキッチン・テラスを繋ぐ回遊性のある住まいです。自然とスムーズな円を描く間取りは、家の中に行き止まりをつくりません。また廊下がない分、それぞれの空間が広がっていくような居住スペースとなります。

クレジット: jo1q

ウッドテラスに繋がる外部階段

こちらは、店舗+共同住宅です。一階は店舗、二階・三階には開放感のあるウッドテラスが設置された共同住宅となっています。直線的な外観デザインと連続する四角い開口がシャープで洗練された印象を醸し出しています。共同住宅へ向かう外部階段を上がると、まず開放的なウッドテラスが広がります。帰宅してすぐテラスで一息つけるのは魅力ですね。  

クレジット: 冨田英次

駐車場から住居スペースをつなぐ

こちらは一階が下駄履き駐車場、二階が住居スペースになっています。このような外部階段のある間取りは、防犯面や駐車時の車の音が響かない、通行人と目線とあわない、排気ガスで家が汚れにくい等といったメリットがあります。

若者向けのおしゃれな賃貸住宅に

こちらは蔵のリノベーション時に、モダンな外部階段を造作しました。木造二階建ての室内は、ステップフロアで緩やかにゾーニングされた空間が広がります。蔵と言えば和モダンな住まいを想像しがちですが、こちらは建物の良さを残しながら外部階段でおしゃれなモダン外観を演出しています。

屋上へ繋がる螺旋階段でおしゃれに

こちらは屋上へと繋がる屋外螺旋階段のある住まい。中庭などから屋上へ続く外階段には、螺旋階段を採用してみてはいかがでしょうか。螺旋階段はおしゃれな外観を演出できるだけでなく、省スペースも兼ねます。

急傾斜地の美しい眺望を活かす

こちらの住まいは、変形した急傾斜地に立地しています。右の駐車場から樹木奥の外部階段を上がって左側の玄関からアプローチします。1.5階に玄関を持ってくることで、半階上がった二階に設けられたキッチンやダイニングからは、この住宅の最大のポイントである美しい眺望を楽しむことができます。

クレジット: 加斗タカオ

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